BKS-BBA JGC/SFC修行ブログ

人バシラーと飛行距離を極めるヘンテコ旅程で飛ぶのがすきです。

恋愛SPGアメックス21 その3


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恋愛SPGアメックス21 その3

 

俺もちょっと早く着いたけれど、すでにくぅさんは約束の場所、成城石井の前に立っていた

 

「プラチャレやる前に、とりあえず、ラウンジってどんなものか、体験してみませんか?」

 

「え、くぅさん、今日お泊りデート?」

 

ああ、また間抜けな返事だ。俺ってホントに瞬発力に欠ける。

 

「いやいや。ちがいますよ。それだったらいいなと思いますけれど、違いますよ。今日は、赤青さん、たぶん、会ったことやからみもないかもしれないけれど、泊まっている人がいるんです。それで、ラウンジ・プチオフ会に誘われていたんですよ。YUURIママさんが来られればと、言われたのですが、彼女、今日は大阪なので。まあ、そこでも阿倍野でオフ会なんですけれどね。カンパイ!ベイベー!というグループなんですって。彼女がいない分、こっちには、1席分あるので、昨日、渡りに舟と、赤青さんを呼んだんです。」

 

「会ったことない人?からみも…?悪くないかな?だって、ここオートグラフって高級ホテルでしょう?いきなりいいのかな?どんな服でキメればいいのかな?」

 

「相互フォローしてるみたいだし、大丈夫ですよ。向こうはきっと赤青さんのこと知ってますし、まあ、すぐに打ち解けますよ。それにホテルやマイルのこと詳しい人たちですから、話題は心配しないでも大丈夫ですよ。服装やたたずまいは見れば安心しますよ。」

 

 

そういう話をしながら入ったロビーは超超超いいカンジ。落ち着いて洗練された空間だ。

 

その、ロビーで会ったのは、「楽だーマン」さんと、「サラ」さんだった。ああ、確かに相互フォローしている。

 

楽だーマンさんは、らくだのアイコンで、中国によく行く人だ。サラさんは、女性でいつも大きな宝石の指輪の画像を出している人だ。

 

楽だーマンさんはなんというか、ツイッターの行動的なイメージとは実物は異なる。ちょい悪おやじを想像していたけれど、こじんまりした感じ。ただ、今ではあまり流行とは言えない「T」という文字を2つ組み合わせたブランドのTシャツを着ていてちょっと不思議。ちょっとロゴが違うカンジがする。オマージュ品かな?それとも楽だーマンさんの体型のせいかな?

 

一方、サラさんは派手なカンジ。下品なほど大きな指輪だけじゃなく、ビー玉みたいに大きなパワーストーンもしている。なにか爬虫類のタマゴみたいな色のパワーストーンだ。あんなふうにつけてご利益あるのかな?

 

正直言うと、二人ともあやしい。まっとうな人には見えない。とくにサラさんは気になる。美容のことも普段つぶやいているけれど、みどりよりも、肌の状態が良く見えない。この人、本当は何歳なんだろう。皆目見当がつかない。

 

ああ、でもこの人たちのおかげでラウンジを体験できる。コバンザメというやつだ。感謝しなきゃ。

 

お二人とも、ラウンジ入室できるステイタスを持っているから、くぅさんと俺はご相伴にあずかる形だ。ラウンジはこじんまりしていて、シックな雰囲気だ。ここに一人で入って行くのは勇気が大事だと思うくらい。紙コップでイインジャナイなんて無粋なことを言う輩もいないぞ。いわゆる泡もあり、それ以外のアルコールもそこそこある。オードブルのようなものもあり、確かにこれが、2時間堪能できるならば、どこかの個室居酒屋宴会だったら、3980円くらいはしそうだ。

 

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イメージ画像です。品川に実在するラウンジ飯ではありません。

 

共通の趣味があっても、慣れない場所で、知らない人と過ごす時間は緊張する。自分からはなかなか積極的にはいけない。相手は俺よりも経験値の高い人たちだから、無礼があってはいけない。ただ、プラチナチャレンジについてはしっかり方向性を決めたいから情報収集はするぞ。

 

でも、そんな俺の意気込みを何事もないようにスルーして、楽だーマンさんもサラさんも自分たちの話したいことを勝手に話している。こいつら、コミュ障か?と思ったりもしたけれど、注意深く聴いていると、なんとなくわかる言葉もあった。

 

最近のホテル修行はつまらない

誰もかれもがとにかくラウンジ、朝食、アップグレードと言っている

KUL発券もう飽和

カテゴリー1オンリーな修行をしたらウケるよねブログ作れるわ

AさんとBさんは実は付き合っているらしい

CさんはDさんが嫌いだから悪口を某所で言いふらしている

くぅさんとYUURIママさんはそろそろ身を固めてもいいんじゃないか

 

くぅさんは笑って聴いているけれど、楽だーマンさんとサラさんは同じことを何回も繰り返している。他に話題がないのか?それを、5回くらい繰り返したあとに、楽だーマンさんが、俺に、

 

「それで、プラチャレ、今、予算、10万切るんだっけ?」

 

と問いかけてきた。この不躾な言い草に、また不意をつかれ、ぅうっ、となったときに、サラさんが、

 

「もーだめよー。錦糸町値上がりしたみたいだしねー。やっぱりこういうのは、思い立ったが吉日でやるほうがいいのよねー。考えるより動け、よ。」

 

と含蓄ありそうなことを言った。でも言葉には重みは感じられなかったので、俺も、「はぁ、そーですねー」といつになく力を抜いて答えたら、くぅさんが、

 

「僕たち、おかげさまでごちそうになって満足しました。赤青さんもラウンジの雰囲気体験できて、うれしそうです。そろそろ、今日は、ここらへんで。お二人の積もる話の邪魔をしてはいけないので。」

 

と立ち上がった。楽だーマンさんもサラさんも一瞬ほっとした顔をして、俺達を引きとめもしなかった。サラさんはピース!ピース!のサインも送るくらいご機嫌だった。

 

お礼を言って、俺達はまた品川駅に向かった。

 

つづく。