【IST】イスタンブールの悲劇 本編 トンデモイスタンブール♪vol.7

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【TK】飛んでもイスタンブール♪恨まないのがルール♪ シリーズ

そして前回のお話はこちら。

トンデモイスタンブールなイスタンブールですが、実はわたしも結構おっちょこちょいでトンデモです。

既にお分かりかと思いますが。

このトンデモでしでかしたおっちょこちょいは、イスタンブール入国の際に、パリイスタンブールの搭乗券(バゲッジタグ付き)を紛失しましたの。

なんだか急におかしくなって、笑いが止まらなくなって、スキップ的に歩いていたら、気づいたら、搭乗券なくなってました。つまり、自分の荷物の番号わからないんですよ。テヘペロw

既にそのことには気づいていたのですが、そうであっても自分の荷物はなんとか探し出さないといけないとバンコクへの機内でずっと考えてました。ウソです。結構リラックスして飲み食いしてましたw

:..。o○☆゚・:,。:..。o○☆

そして、いよいよバンコク到着。イミグレも難なく通過し、荷物のカルーセルへ。まず、そばにいたスタッフをつかまえて、窮状を訴えます。

さ:「パリから来たけど、イスタンブールでオフロードされた。番号シール貼った搭乗券なくなった。どうなってるか調べてください。」

すると、その係員はちょっとだけいい人で、荷物番号を調べてくれて、メモしてくれて、

荷物はでてきたら、ある。でもでてこなかったら、ない。

と、教科書通りのことを言いました。そんなの当たりまえだよ、と思いつつも、番号をもらえたのは、ありがたく労い、カルーセルの前に一人陣取ります。

すると、スペイン彼女とだん吉がやってきます。すぐに話しかけるのもなんだかシャクだったので、しばらく様子を観察していると、だん吉がプライオリティついた自分の荷物を1個だけピックアップしています。

「ふふん、なるほど。ってことは、わたしの荷物もでてくるかもしれない。」

と、予想してみましたが、結局のところ、出てこず。つまりここにはないんですわ。

そこで、初めて、スペイン彼女に話しかけてみました。これは共同戦線を張ったほうがいいという打算からですw

さ:「荷物、あった?わたしのないみたい。さっきスタッフにきいたら、でてこなかったら、ない、と言われたの。どうだった?」

ス:「あら、わたしのもないのよ。」

さ:「じゃ、係員にクレームしなきゃね。」

と淑女の緩やかな会話を楽しんでいるところにだん吉のインターラプト入ります。

だ:「こんなカオスないよ。なんだこれは。もう、許せない。F××Kだな。」

と、淑女にふさわしくない言葉wを言いながら、わたしを見て、

だ:「こういう状態を日本語で何ていうんだ?簡単にいうと、なんて言うんだ?」

と言ってくるので、思わず、

さ:「く・る・ま・だ・ん・き・ち

と答えてしまいました。

さすがにそれはウソですw うーん、と思いながら、

さ:「ありえない」

と答えておきました。淑女なので。だん吉は満足げに、

だ:「アリィエナァイ。うん、アリィエナァイ。なんか響きが美しいな、もっと変な言葉があるはずだ。」

と勘の良さを示したので、やはり、もっと変な言葉を教えればよかったと後悔しました。

結局荷物は出てこず、ここからまた新たな戦いです。ロストの手続きをします。

ところがこれまた困難到来。タイ人スタッフが英語あまり理解されていないのです。それにサードパーティーのエージェントなので、「私、悪くないのになんで、こんなイライラしてる人相手するの?」感がすべてに現れていました。

日本人もそうですが、否定疑問形で尋ねられた時の応答をあまり習得されていないようで、意思疎通が難しく、応答されても再度確認しなければなりません。スペイン彼女もだん吉もわたしも、彼らの返事がわかりづらいので、確認するたびに、「ちっ」とか舌打ちして、「なんでこいつら理解できないの」と責任転嫁です。いやいや、君がね、と思ったのですが、そこで、争うのは意味がありません。時間の無駄。

なんとかかんとか、バゲッジクレームを作り上げて、書類を写メって、現物ももらって、やっと制限区域外に。そこには漢がいました。すごーくほっとしました。

ロストバゲジのなかに、化け道具があったので、なにもないままの汚顔でしたが、やっと対面できてホッと一息。

その節はお世話になりましたぁ。御見苦しいものをお見せしてスミマセンw<番長&皇子

:..。o○☆゚・:,。:..。o○☆

そして、肝心の荷物。

これは連絡しても言葉通じないので無駄だと思い、グランドハイアットエラワン グランドクラブのスタッフに、連絡をとるようにお願いしました。

ええ、バンコク1泊だったので、翌日までに届かなかったら、きっと宇宙の藻屑になるとあきらめ半分でお願いしました。

しかし、ありがたいことに、翌日、チェックアウト時に、

「夕方までにここに届けてもらうようになっている」

と有能なスタッフが手配してくれておりました。

バーコードは消しましたが、ちゃんと戻ってきました。そして無傷w

いやー、よかった。次回、エラワン利用するときは茶菓子おみやげ持って行きます。ありがたや。

さて。ここまでがトンデモな顛末です。ご愛読ありがとうございました。

しかし、もうひとつ気になることがありますよね。

そう、コンペンセーション。弁償しろ、補償しろ、精神的苦痛を補え!!的なね。

スペイン彼女とわたしはほぼ同じ意見で、

「こいつらとこれ以上かかわるのは時間の無駄で、さらにロスを増やす」

でしたが、だん吉はそんな生ぬるいことを許しません。自身の名刺まで配って、一緒に戦おうと言いました。ゲルマンすげーな。

とはいえ、実はその後忙しくまだ請求すらしていません。ターキッシュエアラインの日本語ホームページもできたことですし、近いうちに、やってみようかと思います。

ただ、徒労に終わる悪寒MAXです。なので、ぼちぼちやってみたいと思います。なにかあったらそれはupdateしますね。

あ、ここで書いた、「統合できない不思議な感情」 については次でお伝えしますね。これはガチマジですw

ということで、次回がこのシリーズの最終回です。

コメント

  1. きょもも より:

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    これで荷物手元に戻るんですね!
    すごい!
    本当にお疲れ様でございました。

  2. 12345 より:

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    さんだーばーどさん、おはようございます。
    まさか続編なんてないですよね?
    そんな体験ないように祈っています。
    でも、また読みたいような気が・・・。

  3. momo より:

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    ロスバゲ、昔に比べて減りましたが何度か経験があります。
    対策としてバゲッジクレームに必要な事項をまとめた英文書面、スーツケースの写真と最低限必要なもの(着替え等)を一つにパッキングして手荷物に入れてます。
    それからロスバゲの交渉は私もホテルのコンシェルジュに依頼します。
    彼らは慣れていて交渉のツボ、コネクションも持っているので話がスムーズに進みます。
    もちろんチップは必要ですが。

  4. アカイナン より:

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    初めましてのご挨拶までにこんな苦難の道のりがあったのですね。(その場でも伺った話たけどブログでの登場人物付きの説明、再度楽しく拝見しました)
    ご無事の到着なりよりでした。そして自分の出発がありましたので、早々の離席で失礼しました。
    次は、ゆっくり某ハイアットでお逢い出来るの楽しみにしていまーす。(^-^)/
    次の土産話にも期待しちゃう(・∀・)

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    >きょももさん
    ありがとうございます!
    今年一年を予言するかのような波乱でしたが、いまとなってはよい思い出です!

  6. SECRET: 0
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    >12345さん
    ひゃー!
    でも!今年も貧乏爆走続けますので、また違う場所でなにかあるかもしれません!
    その際も笑いをとどけられるようがんばります!

  7. SECRET: 0
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    >momoさん
    とても参考になりまふ!
    画像は必須ですね!痛感しました!

  8. SECRET: 0
    PASS:
    >アカイナンさん
    その節はお時間ありがとうございました!
    そして汚顔失礼しました!(笑)
    また次回も何かしら土産話があるかな?ないほうがいいかな!(笑)

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