JALのジャカルタ線は実はビジネス路線だそうで、お仕事の方や、駐在のご家族のご利用がおおいとのこと。わたしが利用したフライトもとくにカオスもなく到着しました。
着陸後、ドアオープンまでCAさんにおしゃべりの相手をしていただいて(BBAは話し出すと長話と言うw)、降機しました。
これからトランジットで、あの永遠の旅人Benさんですら、CGKのヤル気ない人たちにあきれられるくらいですから、まちがいなく自分もトランジット、苦労すると思って、カウンターはどこにあるか、どうしたらいいか尋ねながら、QRのゲートに向かわないといけないと気合をいれてどすどす歩こうと思ったら、
「サンダーバード様」
と紙を書いて持っている青年がいました。実際はリアルネームを半角カタカナで書かれており、自分の名前を半角カタカナではあまり見ないので、すごく新鮮でした。
なんのこっちゃと思ったら、乗継情報からJLが気を利かせて、MAAS(meet and assist : 昔はPNRのSSRにいれましたw)をしていてくれて、アシストしてくれたんです。すごいぞ!JAL!JALに感謝!
そこで、本人、乗継確認をされて、
「では、ここで待ってて。これからカタールに行って、搭乗券とか準備してくるから」
とパスポートを持って、その青年はどこかにいってしまったのでありました。
一瞬、「え、パスポート、持っていっちゃうの?」といぶかしげに思いましたが、こういう時は疑ったら負け、信じてなんでも良いほうに行くと思うタイプなので、本でも読んで待つか、と座って待っていました。(ええ、それで、失敗したのが、イスタンブールでの悲劇だったんですけどねww)
それで10分くらいしたら、一度戻ってきて、ESTAのコピーくれと言うのですが、そんなの持ってるわけないじゃないですか。
そんなのないけど、2月にもESTAでアメリカ入国してるし、泊まるホテルの名前はここだから、あとはうまくやってくださいな、と押し切りまして、そしたら青年はまたどこかに消えていきました。
かれこれ、30分待ったので、さすがにちょっと心配になったのですが、満面の笑みで戻ってきた青年はカタールのジャカルタドーハ、ドーハフィラデルフィアの2枚搭乗券と、ジャカルタでのラウンジインビテーションを持って来てくれました。
すごくラクでした。たすかりました。
オマケに、到着階から出発階まで案内してくれて、トランジットするために歩いた歩数は30歩くらいで済みました!
出発階とはいえ、なにも見るモノも買いたいものもないので、すぐにラウンジに行きました。共用ラウンジです。

椅子は各所汚れなどありだいぶくたびれてる感ありますが、まあ、これくらいあれば十分。

食事は各種ありました。

ただ、どれもあまり食べたいと思わなかったです。ちょっと食べた魚の練り物系はまあまあのお味でした。
あとはまあ察してください。
ジャカルタでのトランジットが3時間弱あったので、MCTも満たしてるし、問題ないだろうと見切って、別記録で予約しましたが、JALの心遣いのおかげで、荷物も問題なくスルー、トランジットも問題なくできて本当にラクでした。ありがとうございます。
そうそう、このJALに2回問い合わせしたことを書き添えたいと思います。
初回は、予約を入れる前にDP専用の予約に電話して尋ねまして、「記録はないけど、CGKでのMCT(最少乗継時間)を確認したいことと、荷物が成田からスルーでフィラデルフィアまで行くか」という主旨でお話しましたら、電話出られた方は即答できずにコールバックになりました。
10分くらいですぐに電話があって、大丈夫であるとのことだったので、自分で記録を作って、出発の数日前に、再確認のために電話して、JALの予約記録に、CGK以降の乗継情報を入力してもらうように依頼しました。
このあたりの説明は昔とったキネヅカ的にコルセンの方が理解しやすいようにわたしはできるので話はたいてい早くてすみます。やっぱりコツはあります。まあ、何でもそうですよね。伝えたいことを伝えるだけじゃなく、相手が気になる部分の伝えたいことを伝えるというか。
なので結構話はとんとん進むのですが、びっくりしたことは、初回の予約記録がない段階での問い合わせた内容もしっかり記録されていて、「前回は○○なような案内をさせていただきました」と2回目の方がおっしゃったので、毎回やりとりを記録するんだなーと。
これは、予約記録ベースでの記録ではなくて、きっと、JMBのアカウントごとにやり取り記録があるんだなと推測したので、いわゆる「リマ」はホントに記録されちゃうんだろうなと思った次第です。なので、イラっときてもあまり悪態はつかないほうがいいですよ、諸兄とこの情報をシェアしたいです。
みなさん、コルセンとのやりとりにイラッときても、あまりカリカリせずに、紳士淑女的に対応しましょうね(^-^)/
(2016年3月)
【大西洋横断】北米に行ってきましたシリーズ 記録一覧はこちら
コメント
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「リマ」remarkable?
確かやり取りは録音もされていたはずですよ。
UUU客(最近は死語化?)は情報共有されていて地上スタッフ、コールセンター、FAさんたち皆さんご存知です。
因みに私の元上司はUUU客として登録されていて搭乗カウンターで「UUUの○○だけど・・・」と名乗ってスタッフの引きつる顔を見るのがお好きでした(爆)。
ANAのコールセンターは長崎にあります。
田舎にあるのでかは分かりませんがJALよりも親切との話があります(笑)。
さすがさんだーばーどさんですね。
「昔とったキネヅカ」は私のような素人には真似できないです。
コールセンターの担当者も「この人は只者じゃない!」と感じるのでは?
コールセンターとのやり取り次回参考にさせていただきます。
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>momoさん
そです、外航では、あまり使った記憶ないのですが、予約記録のPNRにフリースタイルで入力できるフィールドがあって、それをリマークスと言ったので、そこからの流れの内航言葉だと思うのですが、某数字掲示板でもいわれているのが「リマ」です。
録音はされているようですが、再生なしに、すぐに2回目の方がおっしゃったので、なるほどなと感じた次第です。録音はたぶん米系が最初に始めたんだと思います。
そして、UUU話。どこかで、UUUになってるお客様が、「UUU」と書いたTシャツをお召しになってチェックインされたということを聴いた記憶があるのですが(笑)UUUもたぶん、予約記録に入力するときに見つけやすくするための略号か何かなんじゃないかと思います。でもこれも内航だけだと思います。内航のPNRって昔見た時びっくりしました。今は違うと思うのですが、英語より、日本語をローマ字にしてたとえばプリーズはPLSじゃなくて、「onegaishimasu」とかみたいに入力していたので、かえって読みづらいということがありました。
業界人っぽくみせるにはなんといってもアルファベットをフォネティック読みすることだと思います。でもそれも方言があって、国内予約で使ってるのは、ICAOとかのとはちょっと違うんです。空港は基本どこでも同じで、その国の言葉がわからなくてもフォネティックだけがわかるという。
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この記事を読む直前にジャカルタにいたので、ニアミス!?と思ってテンション上がりましたが、3月の出来事なんですね。
全然ニアミスじゃなかったですw
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>まったりトラベラーさん
あー、おしかったですー。3月だったのです!!
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フォネティック読み、懐かしい~!
若い頃、江田島の幹部候補生学校で覚えさせられました。
と言っても今ではかなり忘れてます。
私は中途採用の「なんちゃって医官」だったので本職の幹部候補生ほど授業、訓練に身を入れてませんでした(笑)。
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>momoさん
すごい経歴ですね!ほんとにmomoさんは奥深すぎです。
フォネティック、わたしは舌足らずなのか、FのfoxtrotとQのquebecが言えるようになるまでにちょっと時間がかかりましたw
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>momoさん
壮大で、興味深いお話ありがとうございます。
もろ、どストライクな好みのジャンルで拝読するだけでももう前傾姿勢です。ありがとうございます!!