2020年8月開業の三井不動産ホテルマネジメント運営ホテル
もともと宮下公園があった場所の再開発で新規開業したsequence MIYASHITA PARK(シークエンスミヤシタパーク)に宿泊してみました。「PARK MIND」というフィロソフィーを打ち出し、運営されており、場所柄おしゃれでスタイリッシュな印象を醸し出すホテルです。
なぜ泊ってみようとおもったか?
何と言っても理由は【めちゃ安】だったから。じゃらんでクーポン利用後、3,300円!!
年末のGo To停止期間に、5,000円のクーポンが出ていました。それがあったので、「行ってみようかな」と行ってみました。
お安い理由がもう一つありまして、チェックアウトの時間が通常よりずいぶん早い10時でした。(こちらのホテル珍しい時間設定をしています。通常のチェックインが17時、チェックアウトが14時となっています。)
加えて、まだ記事にはしていないのですが、昨年初めて泊まってみた三井のホテルがよかったので、良い印象をもっており、安かろう悪かろうはないだろうという安心感があったこと。
そういう安心感って一度持つことができると、それが崩れるまでキープするものです。
予約したのは、コンパクトなダブルルームでした。
実際に行ってみた
わたしは千代田線利用の明治神宮前から明治通りをてくてく10分くらい歩いていきました。すると背の高い建物が見えてきてそれがホテルのあるビルです。
こちら側1階にホテルロビーに行くことができるエレベーターがあります。
しかし、何を勘違いしたか、わたしは、このビルを探検してから、ホテルに行こうと思い立ち、ショッピングセンター「RAYARD」側からホテルに入ろうとしてしまいました。
外観はムードもあってよかったのですが、建物に入ると、カフェラウンジのような「VALLEY PARK STAND」を通り抜けなければならず、そこが結構人気があったので、もうひるんでしまいました笑。人大杉。
ホテルでチェックインをするならば、1階からエレベーターであがるほうがおすすめです。
チェックイン
NEC Smooth Check-in という、アプリ?を用い、旅行前に事前登録し、スマートなチェックインをおすすめしていました。その説明を読むと、QRコード、顔認証など老人からすると震える案内がたくさんあったのですが、頑張って登録し、QRコードを事前に準備して、チェックインに臨みました。
しかし、うたい文句とはちょっと異なる手数が必要で、「ち、めんどくせーなー」とおもいながら作業をしていると、すぐにスタッフが声がけしてくれて助かりました。こういうスムーズをウリにするのはしばらくの間は「誰得」のように手間がかかることになりそうな印象。
そんなややネガな気持ちもやもやしていると、「アップグレードしました」とうれしい案内をいただき、すっかりもやもや払拭。最小部屋から、3平米ほど広い「ミディアム ダブル」というお部屋となりました。
情報入力が終わると、カードキーを自分で操作し、お部屋に向かいます。
お部屋
アメニティを含めてミニマルなスタイルです。チェックイン・アウトの時間や、ホテルのスタイルで明らかにこちらは滞在型ではなく、ここを拠点にアクティブに活動する方をターゲットにしていることがわかります。
おしゃれなビルの形がわかりますね。「起こさないでください」も最近ちらほら見かける磁石スタイル。
パジャマもちゃんとあります。
ベッドは三井系おなじみサータ。
壁にハンガーをかけるタイプ。モクシーと同じですね。
そして、右側に落書きと棚みたいなの。これがポイント。説明はのちほど。
オーディオ系はいわゆるテレビではなく、タブレットと、お風呂で見るようなテレビのみ。口コミを見ると、このテレビの小ささ具合に文句がちらほら。
まあたしかにこのテレビは予想しないですよね笑。しかしこれのおかげで、狭い部屋でも圧迫感はずいぶんうすれます。よく考えられているなと感じました。
案内が木札みたいなのでありました。
水回りもミニマルです。ハンドタオルもありませんし、シャワーのみでした。
そうそう、湯沸かしポットも部屋に常備ではありません。フロントでお借りする形式。
ゆらゆらまったりさんのおかげでどこに行っても水チェックは欠かさなくなりました。こちらのホテルは、岐阜県関市 株式会社ビクトリー が製造しているお水。
うまくかんがえられているなぁというのがここまで室内を見た感想です。さすがや!
そこで、ちょっとベッドに寝っ転がってみると、天井の梁があんまり好みの形状ではなかったので、うーむ、ここはやはり活動する方のため(つまりはインバウンド狙い)なのかなぁ、と。
そして、気になる落書きと棚。
ユニークな精神的成長
とお世辞にも上手とはいいがたい文字で書いてあります。まるで自分が落書きしたんじゃないかと疑われたらどうしよう?と考えちゃうくらいハンドメイド感がすごいアートです。
棚の下には説明があります。
渋谷の路上や駅などで拾い集めたモノに、それとは関連性のないような「言葉」を
組み合わせる作品シリーズ。
作者は「牛島 光太郎」さんという方。QRコードで作品に対する感想が読めるようです。
アートといえば確かにアート。それでもわたしはよくわからない。むしろ、この棚の突っ張り方は、わたしみたいなどこかにうっかりぶつけやすいタイプからすると鬼門であることが気になる。絶対ぶつける。それもガゴッって音が聞こえそうなパワーでぶつける。だから、なるべく近寄らないようにして過ごしました。
部屋にはもうひとつアートが仕込まれていました。明治通り側の窓に「Hi, TOKYO!」という文字がありました。
これあれですね、上海の新天地のアンダーズで見た窓になんか書いてある、というのと同じですね!
ベッドの寝心地はよかったのです。が、明治通り側のお部屋は、ちょっとざわざわしていて、遅い時間まで嬌声も聞こえたりで、敏感な方なら、予約の段階でお部屋の向きも考えた方がいいかもしれないです!
まとめ
10時チェックアウトだったので、ホテルを出たときはまだふつうに朝でした笑。あらためてホテルのあるビルを振り返ってみると、そそり立っていてとても素敵。
すてきなホテルですが、このホテルは使う人によって持つ印象が異なるとおもいました。滞在型を期待すると心破れる確率が高いとおもいますが、活動拠点とするとこれ以上ないポテンシャルを含んでいるかと!!
個人的には、うーん、今回アサインされた部屋のタイプならちょっと苦手かもしれません。ただ、とてもよくできていることと、天下の三井さまが運営するホテルなので、ほかのお部屋だとまた異なる印象になるだろうな~とおもいます。地方から出てきて渋谷まわりで行動する方にはピッタリだとおもいます。
(2020年12月)
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