ホテルに到着して、荷物を置いて、一息ついてから、街にくりだしてみようかなと思いました。
もともと遠くまで出かけて行ったり、観光しまくるタイプではないので、あえて、ホテルを中心街に選びましたので、気軽にちょっとそこまで、ができるのがなかなか良かったです。
出かけていくからには、まず、ウィーン訪問の目的である、巨大トンカツことシュニッツェルを制覇しなければなりません。ことりっぷをみると、いちおし有名店のFiglmüller Bäckerstraßeはホテルから5分くらいのところ。チェックイン時に、そこが予約できるのかな、と尋ねてみたら、できないと思うと言われたので、アポなしで突撃してみました。
確かに5分も歩かないうちにお店には着いたのですが、旅行者カップルが待っていて、店内も結構な盛況でした。空きがないというわけではないのですが、待たされています。そのカップルに、「ね?並んでるの?」と聞くと、「hopefully」とやや自嘲ともみえる表情だったので、瞬時に察しましたw
すると間もなく、店内から仕切りのおじさんがやってきて、
「あー、だめだめ、予約でいっぱいいっぱい。トンカツ食べたかったら、あっち行けば、ほかの店でもやってるから、そっち行ったら?」
となんともとんでもなことだったので、シュヴェーデンプラッツのそばにあったこちらLINDENKELLERに行ってみることにしました。
店構えは由緒ありそうな古さで、店内も古かったです。夕食には少々早めの時間だったせいか先客はおらず、とりあえずビールと、巨大トンカツをオーダーしました。サービス料が2ユーロかかるけど、とはじめに言ってくれたことは好感度アップ。
スモールサイズでたのんだビールはでかい。中ジョッキよりでかいよ。
巨大トンカツ登場。
誰が食べるんや?と思わず自問自答した大きさでした。B5サイズくらいは軽くあります。
でも、食べてみると、意外と素朴な味でおいしかったです。ただ、完食はなりませんでしたが。
つけあわせにきたサラダ。
ポテトのマスタードソースでした。玉ねぎが刻んであって乗っかってますが、これは飽きましたw
やっぱりトンカツ+キャベツの千切りは結構世界レベルで優秀なカップリングだとしみじみ。
せっかくなので、力の限り食べましたが完食はならず。しかし、飛び込みで入った割には満足でした。
ホテルに戻ってからHPみると、「ウィーンで最古のレストラン」というのがウリだったみたいです。
(2015年7月)
LINDENKELLER
Rotenturmstraße 12, 1010 Vienna
Phone: +43 1 / 51 34 588
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