◎機内食 QR カタール DOHKIX ドーハ関空 Y JUL15

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いよいよ、ウィーンシリーズも最終回です。相変わらずの長文になります。よろしくお付き合いください音譜

わざわざ福岡発にしたので、帰りはKIXまでのフライトです。同じような時間帯に成田行きがあるのにあほちゃうか、ということですよね。

この時間帯、フライト鈴なりです。ゲートも次はどのフライトが使うのかまで表示されているラッシュアワーです。

この時点で、わたしのココロは台風の心配がmaxでした。しかし、トランスファーデスクで確認しても全くそんな情報ない、ということ。

こういうのがアブナイってわたしは知っているんですよ(笑)

ない、ない、ない、ない、で、いざ乗換地についてみると問題おおあり、とか。トラブルのたらいまわしというかね。もちろん、時間が経過しないとわからないことなので、それは仕方ないのですが、その都度確認しないと絶対にどこかで後回しにされるということを身をもって知っているんです(笑)。

ということで、まあ心配maxでも、ないならば、どうしようと妄想しながら、またもやまさかの沖止めフライトに乗り込んでいきました。

これでほっと一息とにかく関空には行くだろうと思って着席したら、さらに、心配を増加させることが起こりました。座った場所は後部。ただですら降機に時間がかかる。乗継に走ったりするのいやだ。そしてまわりの乗客が…。

いや、わたし自身、関西生まれということもあり関西に親和性はあるほうだと思っているのですが、やっぱり、KIX行きの中で、それも団体さんの中でのフライトはアウェイ感満載(笑)

さらに、声のトーンとか、呼吸するようにしゃべり続けるBBAとか、勝手に座席を動いちゃうところとか、なんというかまあ(以下自粛)。

「やばい、これフライト遅れて、この人たちが降機したあとに降機なんかになったら、3時間ぐらいかかるんじゃね?(ちょっとオオゲサw)」

くらいに思い始めて、どうやって早く降りたらいいのかな、とかシミュレーションしてたら、まさかのIFE画面の砂嵐作戦。そして、いつまでたっても動かないフライト。

そこで、電気系統のトラブルでディレイです的なアナウンスがあり、これはマズイと思って、とにかく文句がでないようにと、申し訳なさそうに水を配り始めた日本人クルーに、「あにょう、わたし、乗継あるし、台風ってきいたんですけど」と伝えたら、これまた初心者さんみたいで、Yキャビンの日本人責任者?みたいな人を連れてきて、また同じことを説明。不安度アップ。

そこではお決まりの、

遅延の際は、地上職員が待っていて対応してくれる

と言われ、ちょっと意地悪なわたしは、

いや、それはわかるし、みんなそう言う。でも地上職員が対応してくれない場合は誰もいなくて結局自力になるでしょ。だから今自ら尋ねているの。

と言ったらそのCAさんが困った顔をしたので、なんか自分が悪いことをしているように感じはじめw、「じゃ、台風もあるから飛んでるうちにまた時間みて相談させてください」といったん話をやめました。

それからしばらくして、1時間くらいのディレイでドーハを出発しました。

で、なかなか安定飛行にならなくて、ゆっくりめででてきたミール。そのミールの話。

なんだろ、これ?洋食選んでますよね。覚えてない。

あ、激マズだな、と思ったことは覚えてます。

ビールをいただいて、はじめは缶ごとくれたのですが、とってつけたように

「ラマダンですので」

と缶を回収し始めたのが印象的。

2回目の食事もありました。すごいですね。

ブルーベリー・リコッタ・パンケーキと書いてありますが、1回目よりこちらのほうがマズかったです。なので、画像がないんだと思いますw

それでですね。激マズ2回の後ですわ。

やはり、日本に近づいてくると、さらに、揺れ始めるわけですね。

で、もう一度、着く時間と乗継があるから、という話をしたのです。初めに話した初心者CAさんに。(というのは、困った顔した日本人の責任者さん、一切、こっち、来なくなっちゃったんですよw)

わたしが要求したいことは、地上職員がいるとか、いないとか、誰かに助けてくれということではなくて、

「早く降ろしてくれたら、あとは自力でどうにかするから、早く降ろしてくれることはできないか」

ということだったので、怖がる必要ないのにねぇ。

その初めに話した彼女は、とても親身に、言いたいことを理解してくれ、日本人の責任者に伝達するのですが、その責任者が一切何もしないんです。このおばさん、こえー、って思ったね(笑)

すると、わたしは、また初心者に言うことになって、

「君たちが対処できないなら、わたしが直接チーパーに話すから」

と言ったんですよ。こえー。

その初心者のひと、でも頑張ってくれたんでしょうね。しばらーくしてから、チーパーつれてきました。すると同じこといいました。わたしも、そのチーパーも。わたしは同じ説明。チーパーは、地上がどうにかするから、と。そこで負けずにがんばりましたよ、わたし。

いや、みんなそう言うけど、地上に誰もいないよ。知ってるよ。わたし業界20年いるから(←四捨五入w)。だから、わたしが言ってるのは地上にどうにかしてくれじゃなくて、自分でどうにかするから、少しでも早く降ろしてくれ、ってことなんだけど。

と言ったら、業界20年()のところで、力の抜けた笑みを浮かべたチーパーが、

「わかった。Yの最前列あいてるから、そっちに移って、ビジネスの人降ろしたら、そのあと降りて」

と言いました。

これで一つの心配事項が消去ですよね。KIX人のカオスなか、スムーズに降りれる。

荷物持って動きましたよ。それが、もう、ソウルを越え、あの半島も横切った後ですよ。ガタガタガタガタ揺れてました。そのあたりで、件の日本人責任者が、やっと顔見せで、大丈夫ですか、と声掛けしてくれました。やっぱりこわかったんだな。申し訳ないことしちゃったよ(棒)。

実際の着陸は、ゴーアラまでは行かないんですが、微妙に高度上げ下げあってやっと着いたのは、定時からの20分くらい遅れでした。

おかげさまで早く降りることはできました。がっ。あの変なモノレールみたいなの乗る場所で、結局同じでしたよorz 

でもまあ荷物も自宅までAMEXで送ることができ、NHのフライトにも無事間に合いました。

そうそう、NHのHPには、九州エリア発着の予約は無料で変更シマス的なことが出ていたので、だめもとで、KIXFUKHNDをKIXHNDに替えられないかお尋ねしました。さすがにもう疲れたので、マイルより早く帰りたいな、という軟弱な神経でした。たんに2枚のクーポン引っ張ればいいだけだから、NH的にも何も問題ないよね、と思いつつも。

しかし、修行の神様はそれを許しませんでした。

わからんちんのNHチェックインエージェントが????となってしまって、替わって対応した鬼先輩っぽいひとは、これまたわからんちんで、「もういいや、とお客が諦める戦法」にでられたので、素直に旅程通りに帰宅しました。

NHのKIXFUKは予約上はYだったのですが、AMCではH扱いになって、ちょっとしたマイルしかつきませんでした。あんまり効率が良いとは言えないかな。

ということで。ウィーンシリーズここまでです。長々ありがとうございました。次は、ここまでやるかという変態旅程なアブダビの話です。ヨーチェギラッ!

(2015年7月)

このシリーズのダイジェスト版はこちらです

コメント

  1. shackinbaby より:

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    さんだーばーど節炸裂。
    業界20年のBKS-BBAが機内でカウンターで猫がネズミをいたぶるように縦横無尽に暴れているのは最高です。
    これでカタール航空もプラチナくらいになったら搭乗するなりチーフが飛んできて挨拶&ご機嫌伺いするようになるかもね。

  2. SECRET: 0
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    >shackinbabyさん
    正確には20年ないのですが(笑)いつの間にか四捨五入です。
    はい、カタールで上位資格をもったらどんな扱いになるのかも楽しみなところですよね!

  3. takataka より:

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    QR修行のし過ぎでクターとならないようご自愛ください (・ω・)ノ

  4. SECRET: 0
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    >takatakaさん
    ありがとうございます!!そして、
    クター(笑)
    ( ´艸`)
    修行時は普段より歩くので膝にきますが(中高年w)
    食べ過ぎなければ意外と調子が良いと言う。
    もともとボケてるので時差ボケがあまりないのがありがたいです。

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