いつまでもながながスミマセン(笑)ミ・アモーレなブラジル。これが最終回です。
不思議なもので、旅の余韻、たとえば、
「帰りたくない」
とか
「どうぞこのまま~♪」
とか、ちょっとあまずっぱい感情って帰り道のあるところで突然ぷっつり切れますよね?
え?わたしだけ?そんなことないですよねw
まあ、わたしは結構早い段階からそういうモードに入るのですが、帰り便のパリ成田搭乗前にはもう完全に帰ったあとは、とそちらに頭が行っていて、「うちに帰るまでが遠足」と叱られた小学校時代ならば間違いなく前に呼ばれて立たされるくらいアタマが日常に戻っていました。
しかし!
かかし!
やっぱり、めったに体験することができないJAL様のSS8様のCクラス様ですので、そこはまだまだ旅行気分で十分に堪能させていただきました。
この日の白服さんは、なんというか、とても性格がよさそうな方で、ちょっとおっちょこちょいさがフレンドリーでとてもリラックスしたフライトになりました。
ということで、ミール。
もう、メニューもわからないので、画像からなんとなく感じ取ってください。
Don’t think. FEEL!!!
前菜もなんかはっきりしなかったなw(画像のせいかな?ww)
サラダ。盛り付けが美しくないのですがw、決して食べかけじゃないんです。
ここからして、もう、先ほど述べた、「おっちょこちょい」っていうのがおわかりかと。
でもね、わたしみたいな小市民にはこれくらいがちょうどいい。むしろ、ありがたい。
盛り付けはアレレですが、お味はGOOD!たぶん、ドレッシングがポン酢系だったような気がする。甘酸っぱい系。
パンは安定のおいしさ。ま、ハイアットには敵わんがねw
メインはなんとか牛のサーロイン。
ここには物語がありまして。
搭乗後すぐに食事のプリファレンスを尋ねられるわけですが。
JALの帰国便。絶対に和食のデマンドが高いことは誰でも容易に予想がつきますよね。
そこで、亀の甲よりBKS-BBAの功、自己アピールするべく、
「本当は和食がいいなぁ、って思っているんですケド、絶対にみなさん和食を希望されると思うし、わたしは、あまりいただくほうではないから残してしまうと思うので、余っている方でお願いしたいんです。」
と言ってみたんです。ま、多少の誇張はありますが、実際、あんまり食べないし。
そしたら、白服さん、スゲーいい人で、はっとうれしそうな顔をされながらも、
「ま、ま、んまぁ、でも、ご希望のものを召し上がっていただきたいですし、ほら、あれ、やっぱり、和食ですよね。で、でも、この洋食も◎◎シェフ(実際はその月のBEDD監修シェフの名前)のおすすめですからおいしいのですよ。」
っておっしゃって、その様子を拝見するだけでも幸せなきもちになれたという。
実際の配膳のときには、
「本当にご協力ありがとうございます。やっぱり、ね、和食足りなくて、ありがとうございます。」
ってもう素直すぎww
で、肝心要のステーキですが、ちょっとスジ系で年寄にはどうかな、っていうものでしたよww
そうしたら、白服さんが、
「あれ、やっぱり、和食が。おいしくなかったですか?」
と一人問答をされていて、むしろ恐縮しちゃいました。
デザート。別腹が何個あっても足りないかなとわたしは感じるヘビィさでした。
エニィタイムは和食をお願いしました。御飯がおいしかったです。どうやっても画像が明るくならないので、何をいただいたかもうすでに忘却の彼方・・・。
こんなふうにたのしく食事をいただいて、ちょろっと寝たらもうすぐに成田ですよ。早いね。
無事、成田に着いて、記憶が確かなら、この日は沖止めでしたよ。そのせいか、普段と開けるドアがちがっていたらしく、白服さんが、あれ、あれあれ?的な動作をなさりながら指さし確認をされていました。申し訳ないですが、なんとなく微笑ましくなって、楽しい気持ちで降機しました。
これで、初南米のブラジルのレポはおしまい。
ブラジルに行く、と告げると、みなさんが、「大丈夫?危ないよ」と心配してくれましたが、そのお気持ちもあって、とても楽しく想い出深い旅行になりました。こうやって元気に爆走できるのもみなさんのおかげです。ありがとうございます。
今回はイグアス系に全然行けなかったので、いつかいけるといいな、なんて思ったりしています。
(2015年9月)
ブラジルへのミ・アモーレな旅。ダイジェスト版はこちら。
コメント
SECRET: 0
PASS:
本当にサラダ、盛り付けにビックリです。
でも、白服さんがとても性格がよく
ちょっとおっちょこちょいでも
フレンドリーでしたら私もいいフライト
になりそうです。
SECRET: 0
PASS:
>のろまなランナーさん
ねー。そうですよねー。サーブされたときもがさつなわたしでも一瞬息を飲みました(笑)
でもそれくらいのほうが安心するかなって思います。
◎◎様とかもう本当に恐縮するばかりです。