【IST】イスタンブールの悲劇 本編 トンデモイスタンブール♪vol.3

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【TK】飛んでもイスタンブール♪恨まないのがルール♪ シリーズ

えー、@NCEなうですw25年ぶりに来てみました。

ロンドンから入りましたが、LHRNCEでは隣席の女性にお菓子を恵んでもらいました。

リアル古事記ww

でもすごくおいしかったです。あれ、日本で販売したらすごく売れると思う。

わたし、絶対買う。

ということで、こちらのつづきですよね。

なぜか到着エリアに拉致監禁残留組。

得意顔のトルコスタッフ、自ら、入管係員に交渉しつつカルガモ親になって、わたしにねちねち言われながらも先導した目的地はなんと到着エリアのサービスカウンター。

そこは出発エリアほどではありませんが、ちいさな蛇がうねったような列ができています。

さらに、そのちいさな蛇は凶暴でした。

スタッフがいるカウンターに乗りかかっているような半島人や、わけのわからない言語にもなっていない阿鼻叫喚的な音声も聞こえてきます。

カルガモ親子の子だったわたしたちは、ポカン( ̄□ ̄;)!!となりながらも仕方なく列にならびます。

しかし、うちらも被害者、凶暴なったるど、と、口火をきったのがドイツスタアラシルバーでした。

SS:「ちょちょちょちょwwwこの列同じじゃね?並ぶんじゃん!!」 ←年齢が若いので若者言葉で脚色有w

そこでタイもすかさず声をあげます。やっぱりいい仕事するな、このひと。

タ:「列は短いけど、また並ぶの…?月曜から仕事なのに…。」

そうだ、タイは月曜から仕事なんだよ、と忘れっぽいわたしでも思い出して、

「これはどうにか、わたしとタイだけでも乗らないといけない!!」

と思って江戸っ子になりっきってでトルコスタッフに文句の

さ:「ちょww結局並ぶってww結局、場所換えてごまかしてるんじゃん!」

と言おうと、「ちょw」を声に出した瞬間に出鼻をくじかれる出来事が!!!

満面の笑みなトルコスタッフが歩み寄ってきて、サービスカウンター横にある臨時配給所(サンドイッチと飲み物多数。ただ防御からかアルコールはないw)を指さしながら、

ト:「サンドイッチ、食べる?たくさんあるよ。コーラもあるから。みんな疲れたでしょ~(はぁと)。腹減っては戦できないYO!

とサンドイッチ両手に近寄ってくるではないですか!!

さ:「(心の叫び)なんだ、こいつ、古事記の痛いところをついてきやがって!!しかし、おれは食べ物ではごまかされないぞ!戦というなら武士は食わねど高楊枝だ!」

と思っていると、心の友であるタイが、

タ:「食べ物なんかいらない…。それより月曜から仕事…。」

と彼女にしては大きな声で言ったので、その通りだと思って、古事記心を抑制し、サンドイッチを手にするのをやめました。しかし、残留組のドイツメガネがこれまた満面の笑みで、サンドイッチを受け取り、うまそうに食い始めました。

メ:「これ、うまいなぁ」

くぅ、これは残留組のレジスタンス分子かよ、と思ったのですが、こういうときほど冷静に気を取り直して、2時間後のバンコク行きに乗るという目的を忘れてはいけないと深呼吸。

結局、サンドイッチをすすめるためにカルガモ親子の先頭になったトルコスタッフはもう達成感マンマンで、楽しくヒマなスタッフは配給所のにいちゃん(註:イケメン)と世間話を始めています。

何だよ、結局、食い物かよ、これは黙っておれんぞ、

さ:「わたしはスタアラジー!!」

と叫んで(しつこwwww)、なんとか割り込みでもするか、思ったところに、カウンターで動きが始まります。

いよいよ、スタッフ大量投入で、一挙にこの状況を打破するトルコ航空やるなぁと0.03秒くらい思ったら、スタッフはコートを着始めて、

「もうこのカウンターは時間になったから閉める。あとはどっかでどうにかやって!」

とシャウトしているではありませんか。

はぁ、と思って、「ふざけんなよ、おまえらのハンドリングがなってないじゃん、わたしにやらせろ!」と叫ぼうかと思った瞬間に、左側で、こぶしをYAH-YAH-YAHみたいにしながら、

こいつらは本当に無責任で無能だ!たらいまわしにして時間を稼いで、自分たちの終わる時間までやりすごしてるだけだ!!

と叫ぶひげ面男が登場したので、江戸っ子的には祭りと喧嘩じゃあ!とばかりに

さ:「わたしたちももういったりきたりのぐーるぐるで何もしてもらえてない!」

とそのヤーヤーヤーに今から一緒に殴りにいこうか~♪と言いたい気分で伝えると、結構それであおられたようで、

ほんとに腹立たしい、なんなんだ、これは!!

と周りながら辻説法のようにヤーヤーヤーを始めたので、さすがにこれはやばいぞ、だいたいイランサウジも勃発してるし、ここは安全にバンコクに行くすべを探そうと以心伝心的にタイと顔を見合わせました。

そこに、さらに楽しそうなトルコスタッフがやってきて、

ト:「ソーリー、このカウンターも終わりだって~。だから上の出発階に行って、そこのチェックインカウンターで交渉して~。じゃあね~。」

と言い去り、去って行きました。

もう仕方ないよね、と思いながら、そして、へろへろに、かつ空腹ぐうぐうながら入国ラインに並び、入国した時は、バンコク到着から何時間か立っていました…。

(つづく)

(注意;わたしは大阪生まれ、千葉県在住のえせ江戸っ子もどきですwwwなのでリアル江戸っ子はもうちょっとちがうと思われますのでご注意くださいw)

※コメレスすべておくれててすみません。戻ったらレスします☆

コメント

  1. きょもも より:

    SECRET: 0
    PASS:
    ここまでで数時間て…本当にお疲れ様でした。
    タイさんが素敵です、私は食べ物につられそうです(^_^;)
    みんなが早く乗れますように!
    お返事はお気になさらないでください(*^_^*)
    連載、ぐいぐい引き込まれます(≧∇≦)

  2. momo より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >「もうこのカウンターは時間になったから閉める。あとはどっかでどうにかやって!」
    「ソーリー、このカウンターも終わりだって~。だから上の出発階に行って、そこのチェックインカウンターで交渉して~。じゃあね~。」
    これ海外では珍しくないですよね~!
    私も何度も経験してます。
    海外でこれを経験すると「日本ってなんて優しく責任ある仕事するんだ!」と再認識しちゃいます。
    NCEはいかがですか?
    優雅にマダムなさってるのでは?

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >きょももさん
    タイ、本当にいい人でした。
    草の根国際親善大使みたいな。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >momoさん
    本当に日本っていいところだなと思います。
    この仕事の仕方、わたしにとってはある意味カルチャーショックでした。
    ハンドリング方法も。そのあたりはまた書きます。
    NCEは寒かったです。
    優雅なんてほど遠いです(笑)
    オフロードされないだけハッピーです!

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