【準ホーム】CMBの悲劇 強制入国 OCT16 【やっぱり厳しい】

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さて。正月の修行ラッシュもひと段落。

先日の1年生修行僧からうつされた風邪もようやく治りつつある今、昨年からの積み残し、みんなダイスキ変態旅程でのトラブルイベントを振り返っていきましょうか。

変態旅程は、HND-SYD-DOH-CMB-BKK-NRTだったのですが、この準ホームCMBでの乗換がなんと10時間ありました。

ええ。10時間。

15時20分到着の25時20分発。

ホテルなんかとるわけないですよね。BKS-BBAですよ。準ホームだしCMBに着いたら、やっと意思疎通が可能になってきたCMBトランスファーデスクの人々とちょこちょこと話して、搭乗券を出してもらって、ラウンジインビもらって、10時間くらいちょろいと思っていました。

シドニードーハ、A380ビジネスで有頂天な様子はこちら。

その余力でDOHCMBも乗ってきてますから意気揚揚と、カウンターに向かいます。でもいちおう、コロンボなので何があるかわからないという警戒心をもって、人がよさそうな美人さんのところに向かいます。

おれ:「えくすきゅーずみー。おれ、いま、ドーハからきたけど、10時間後くらいのバンコク行きのりたいのね。それで、いちお、webチェックインできなくてこのプリントアウトは持ってるから搭乗券ここでちょうだいなー。」

すると人がよさそうに見えるシュリランカ女さんが、表情一つ変えずに答えてくれました。

シュ:「あぁ?タイ?無理。ここじゃできない。タイ航空は乗換のハンドリングできない。いったん入国して、それから、出発用のビルに移動してから、そこでもらってよ。」

ほえ?せめて、調べてからとか、もう少し、気の毒そうに告げてほしいんですけど、なんでそんな普通に言う?と思いつつ。

おれ:「え?だって。トランジットだよ。ビザももってないし、(百歩譲って)座って待ってて時間になったらまた来たらいい?そもそもなんで入国???」

シュ:「だから、タイはここではできない。外の出発ビルのチェックインカウンターじゃないと発券できないから。はい終了。」

もう、何言ってるかさっぱり????なんですけど。

トランジットふつうにさせてくれればいいだけでしょー。ラウンジのインビがほしいから早くきてるけど、知らん顔してそこらへんうろうろしてから来て、時間になったら、搭乗券くれるはず。

でも、この国では、あるべきルールを説くのはほんとムダだと数回の訪問で悟っているので、これは、他の人で、いいよ、とやってくれる親切な人にあたったほうが良いと思って、引き下がることにしました。

ぱっと見、一番親切そうに見えたのが入国審査官のおじさん。

おれ:「ちょwww ひどいんスけど。トランジットしたいだけなのに入国しろとか、尾根遺産が言うので困ってるんですけど。そもそもなんで入国???入国なんかしなくていいよね?ビザももってないし(VOAの金も払いたくないし)」

入国:「んにゃ~。書類見せて。」

しばし、凝視。

入国:「あっち右⇒行って」

といって指さすのは、VOAのカウンター。そう、そこでVISAを用意しろと。

おれ:「ええええええ。お金払うわけ?そもそもなんで入国???」

でもここで言い張ってもなにも良いことはない。スリランカはそういう国。彼らのルールがすべて。なので素直に従い、VOAカウンターに向かいます。

おれ:「トランジットしたいだけなのに、入国しろ、こっち行け、言われた。でもトランジットビザの用意もしていない。なんで入国???」

VISA:「わかった。見せて。」

この落ち着き具合に、やっと天使が舞い降りた!と思いました。この人は仕事人だ。わたしの希望を叶えてくれるはず。

待つこと5分。

VISA:「はい。どうぞ。」

と微笑みながら差し出すのは、しっかりトランジットビザのシールが貼られたわたしのパスポート。そうです。ここで、見事にトランジットの夢破れて、強制入国決定です。

すごすごとまた入国おじさんのところに戻って、スリランカ入国です。

なんという敗北感。ビザが必要な国に、なんの準備もしていないのに、向こうから入国してくださいと頼まれて(笑)、入国してしまうこの大物感プンプンな状況と反比例するような敗北感。

敗北感のまま、このまま、このままで良いのでしょうか?

ここからまたBKS-BBAならではの悪あがきがはじまるのであります・・・(つづく)

コメント

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     この後のレポが、とても楽しみです。

  2. SECRET: 0
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    >のろまなランナーさん
    いつもありがとうございます。
    相変わらず、計画なしでゴリ押ししようとしつつも失敗、そしてうなだれ、すぐに元気を取り戻すという繰り返しです(笑)

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