ボヘミアンラプソディの大ヒット
2018年は第3次クイーン・ブーム
通称ボラプことボヘミアン・ラプソディの大ヒットもあり、クイーンの2018年はクイーンの第3次ブームと言われています。そのボヘミアン・ラプソディが評価された理由のひとつに1985年におこなわれたライブエイドのクイーンのシーンをまんま再現したパフォーマンスが圧巻であることが言われています。ほんと、まんまコピーですよね。
第1次ブームは言うまでもありませんね。第3次ブームのひとつ前、第2次ブームは、TVドラマのテーマソングとして「Born to love you」が使われた2004年頃。結構流行りましたね。この歌をカバーした方もそこそこいました。あれから15年近くたって、またの再燃です。これだけ広く、長く愛されるバンドも珍しい。
しかし、その第2次ブームと第3次ブームの間に、もうひとつヤマがあったことをご存知でしょうか?
2008年にモントリオールライブの映像が劇場化されました
85年のライブエイドも圧巻ですが、その前に81年モントリオールのライブも圧巻でした。その様子を劇場化したものが、フレディの没後17年して公開されました。これはファンとしてはもう見逃せません。
フレディの命日にあわせて、2008年11月24日に「追悼祭」として、 TOHOシネマズ六本木ヒルズにてイベントがありまして、BKS-BBA、雨にもめげず参加してました。そして、すっかり忘れていたのですが、ちょっと過去ログを整理していたら、その時の記録が出てきたのでここに残そうかなと思った次第です。
2008年11月24日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ
献花台が…
予感はあったんですよね。献花台あるだろうな、って。そしたら、ありました。
予感があったものの、なんか違うぞ、という。「そもそも時差もあるだろ。ほんとに命日でええんか?」くらいな理屈こねるところもあったので、お花を持って行くことはしませんでした。もちろん、わたしが持って行かなくても結構な数のお花がありました。
あ~。この頃のフレディ…(涙
本編はこんなカンジ
ふつうにDVDでてますね。81年っていうと、まあ、こういう大きなライブが結構あったり、ライブエイドの前は「We are the world」あったりして、「目的のあるライブ」みたいなのが流行ってました。ああ、まだ、当時の日本では、「ライブ」じゃなくて「コンサート」と呼んでいました。
このモントリオール。ちょっと特別なのが、リアルな開催日が1981年11月24日・25日だったんです。つまり、フレディがこの世を去るちょうど10年前という。これだけでもなにか特別なものを感じますよね。
その特別なライブの映像が劇場化、されたということで、フレディに17年ぶりに会える、とファンは意気込んだわけです。
セトリ
イントロ
We will rock you
Let me entertain you
Play the game
Somebody to love
Killer Queen
I’m in love with my car (Taylor)
Get down make love
Save me
Now I’m here
Dragon Attack
Now I’m here
Love of my life
Under pressure
Keep yourself alive
drum solo by Taylor
guitar solo by May
Crazy little thing called love
Jailhouse Rock
Bohemian Rhapsody
Tie your mother down
Another one bites the dust
Sheer heart attack
We will rock you
We are the champions
God Save The Queen(お決まり)
もちろん号泣
もうすでにフレディがこの世を去った年齢を軽く超えているのですが、ちょうどこの「追悼祭」のあたりはわたしもフレディが鬼籍に入ったころと似たりよったりの年齢。なので勝手にシンクロして、はじめから一人号泣。あやしい人MAX。しかし、まわりも同じでしたよ。たぶん、それをもっと素直に発露させることができたのが第3次ブームのボラプ・ヒットの原動力でもあったのではないでしょうか。
ただ、その後のイベントはやばみ
上映後には、イベントがありました。そっくりさんが出てきて、みんなで歌おうっていうものだったのですが、致命的なミスでした。
日本がフィーチャーされているからと、「Under pressure」を合唱曲に選んでしまいます。これ、そっくりさんも歌えないの。ボウイーのパートもあるし、そもそも、音とるの難しい曲だから。見事なまでに火消をしてくれました。
しかし、その後に、抽選会がありまして、イラスト入りのクリップが景品だったのですが、ちゃんと当てました。それも今もとってあります笑。
その日に思ったこと Anyway the wind blows…
まんま引用してみます。10年前のことだから結構ほほえましいけれど、いいこと言ってるわ。自分!
このフィルムを取ったのはモントリオールで
とても精悍でちょっとすねたななめの目でいながらも
本当の愛を求めて活動していた彼が
その10年後の同じ日にこの世を去ることになるとは
誰一人として想像できなかったはず!!!
わたしは 2回武道館で生QUEENを見たと思うんです。
ちょうどこのモントリオールと同じツアー内容です。
当時もTaylorのドラムは胡散臭いと思いましたもんww
(ファンの方ごめんなすって)
別にフレディとは友達でもなんでもないし
話したこともないけど
だからこそ よけいに
彼の生死について考えさせられて。
あの歌声をファンから奪ってしまった
AIDSってどんだけなの?とも思います。
もちろん他の病気で亡くなった歌手もいるけど
彼の死は当時は同性愛の悪の権化
呼ばわりされたと思います。
実際、わたしの周りにもフレディをそういう目で
「どんだけ歌がよくてもねぇ・・・」
と言葉を濁した人もいます。
でも彼は歌を歌うのが与えられたことで
それ以外はもういいじゃんか~って思うのです。
それによりによってなんであの歌を歌う人が
早くに世を去るわけ??と腑に落ちない。
ただ結局、
Anyway the wind blows
だなと。
悩むのも
苦しむのも
どんな出来事も
何があっても
風は吹き 時は流れる
だからこそ今を大切に!!
え。ちょっと今と芸風?がちがいますが、ああ、思うことはあんまり変わってない。こうやって、東洋の小さな国にいるヒトになにかしらインスパイアするものがあるのだから、生まれてきた意味ってあるんだろうなって。
センチメンタルにはならないけれど、昔の自分が応援してるみたいに思ったりもした。だから残した、ということで、おしまい。
おまけ ライブエイド
個人的にはライブエイドは、ウェンブリーよりもフィラデルフィアのほうに注目してました。ミックジャガーとティナターナーがすごくかっこよかった。ライブエイドというとそっちかな、という。でも結局、後世まで注目されたのはクイーンだったということですね。何があるかわからない。
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