ハイアットセントリック金沢 宿泊記 HYATT CENTRIC KANAZAWA

関連コンテンツ スポンサーリンク

北陸にハイアット上陸

2020年8月、北陸にはじめてハイアットが!!セントリックとハウスが金沢駅そばに開業。

場所は鼓門と反対側、金沢西口から徒歩2分。金沢クロスゲートにあり、雨の日でもほぼ濡れないでホテルに着くことができます。

時期は開業すぐ。ハイアットのエクスプローリストとして滞在しました。その記録をしていきたいとおもいます。今回は滞在内容の記録よりも、そのあとに感じた思い出話のほうが長いです笑。

アートがいっぱいのホテル

昨今の「アートがいっぱい」というとやや斜め上の「遊び心」とでもいいましょうか、ちょっと凡人には奇をてらいすぎている感が否めませんが、ハイアットセントリック金沢のアートは現代アートが古都金沢に見事に融合する本格派アート。かといって、入ってくる者を拒絶する気取りすぎたものではなく、暖かく迎えてくれる類のもの。アートに造詣がなくとも引き寄せられます。

当然ロビーもどこか懐かしいけれど美しい調度品でそろえられています。

エレベーターホールは落ち着いたウッディなたたずまいになります。

お部屋

お部屋のタイプはうっかり失念。915号室でした。どのタイプなのでしょうか?今度確認してみますね。

金沢駅西口を真下に、遠くまで見晴らしのよいお部屋でした。なんででしょうか、なんとなく、シンガポールのアンダーズと似ている印象を持ちました。

こちらのお水は、ボトルにリフィルできる形になっています。各階にウォーターサーバーが置かれています。

ウェットエリアのアメニティはBeeKind。ハイアットセントリック銀座東京と同じですね。

朝食

朝食付きのプランで予約をしていたようです。入り口に見本が示されていて、とても分かりやすくてよいな、と感じました。(今はセットメニューではないようです。要確認)

地産にこだわりをもっていて、素材の良さが伝わります。洋食を選んでいますね。加えて見栄えもよかったです。

思い出~

開業すぐということで、このセントリック金沢もオペレーションの部分で、個人的に気になるところ(気に入ったところ、気に障ったところ)がいくつかありました。それは、実際にホテルが足りていなかったものも、自分自身が疲労していて、八つ当たり的にそう感じたものありました。その点は後日やり取りをして納得し、自分が過敏だったことは言い過ぎを反省し謝りました。

結論から言うと、やはりホテルは、よほどのつながりがない限りは、開業の際は、しばらくして落ち着いてからの訪問がよいですね。特に客室数がある程度ある場合はそうです。

初日ハンターもいいとおもいますが、それはご祝儀だったり、施設を一顧客として「見る」いわばスニークピーク的なもので、自身の滞在のためにはわたしは避けるかなぁ、そのほうが自分のスタイルに合っているなと…。最近しみじみおもいます。

ブログネタだったり、目新しいほうがいいのは確かなのですが、バツが悪い想いもしたくないですし、そういうことに自腹切るほど裕福ではないですし…。それに、SNSのマイクロインフルエンサーもありますが、それならば事前に内覧等もあるでしょうし、自分のためにも、やはりサービスがある程度こなれてからのほうがいいなと。

また、開業時に限らず、ホテル滞在などで、えー、とおもうことは誰にでもあるとおもうのですが、それもその場で激しく怒ったりするよりも、自分のために一日でも冷却期間をおくほうがいいなともおもっています。時間を経て振り返ると、その時の体験が色濃く浮き出るようにおもいます。もちろん、その場で、現状確認はしますが、それ以上の解決しがたいことがあるときは、一呼吸おいたほうが自分のためだともおもいます。

そうすると、ほんと、ひどいよな、という場合と、いや、それは自分が過敏だったよな、と大別できます。だからこそ、それを体感している現場でもなるべく冷静に判断するようにしなければなーとおもいます。ホテルは逃げませんしね。

基本、気になる点があって、かつ、再訪したいとおもえるところならば、伝えるようにしています。その際も、変えてほしい、というより、どうやったら賢く利用できるのか、という折り合い点を求めているのですが、それが、なかなか通じないところもあります。伝え方も難しいです。だからこその一呼吸おくことが必要。たいていはいまはフィードバックを求めるアンケートも来ますしね。

それまでは自分はSNSでも「こちら現場です」みたいな文句たらたらは言わないように心がけています。文句を垂れ流すことで、すっきりするよりも、怒りやいらだちが増長しちゃいます。そもそもSNSで言わなきゃならないくらいのことなら直接言いますわ。それにそこまで怒りが続くならもう二度と行かないので、行かないところのために時間を割くのはもったいないです。それになにより、そういう文句言うのって疲れる。

(ちょっと話はずれますが、苦情ってよほどの自負ある世直し隊かサイコパスじゃないかぎり、言う側も疲れるんですよね。言われる側はそれに気づかない人がちらほらいますが、言わないで済むなら言いたくないものです。)

そういった意味を全部含めて、金沢は伝えることができてよかったなとおもいますし、そのおかげで、自分も学ぶことができ、後日、ハウスにも行こうとおもえたり、うるさいBBAとおもわれても、その後のケアも本当によくしていただいているので、やっぱり再訪したいならくちこみで地団駄ふんだり、長々愚痴るよりも、ストレートが早いなということを再確認できたありがたいホテルです。

こうやって客も学ぶことがあるとおもうんですよね。客もホテルから教育されたいんですよ。仕事などで泊まる場合は必ずしもそうではないかとはおもいますが、レジャーや、宿泊が目的ならなおさら、ホテルと客は上下とか主従ではなく、交わりのなかでの相互作用が生まれる場所なんですよ。その意味でも思い出に残るホテルでした。(一方、だからこそ、ホテルのひとも、なんでも苦情だカスだって言わないで、まず、客の言うことを理解することに努めてほしいなとおもいます。客が何を言いたいかを知る前に愚痴ってても仕方ないべ、とおもうのですわ。)

セントリック金沢は今年のはじめに五感にごちそうプランで予約していたのですが、それはつぶれたので、また落ち着いたら行きたいです。

(2020年8月)

コメント

タイトルとURLをコピーしました