ファン激震 ラウンジがプライベートラウンジへ
大人気メズム東京が3月8日に衝撃のプレスリリースをだしました。内容は、クラブラウンジ「クラブメズム」の営業終了およびプライベートサロン「クラブメズム」の開業について というもの。
内容的にかいつまんでみると、1周年のタイミングで、25階にあるクラブラウンジをホテルのラウンジとしてではく、会員制のプライベートラウンジとして新しいスタートを切ることに変更し、今までの運用とは異なる形になります、というものです。
これは大英断ではないでしょうか!!さすが、ほかにはない唯一なホテルを目指しているだけはあります。
ということで、まず、2月に宿泊したときの記録と、この変更についてのわたし個人の考えを記していきたいとおもいます。
チャプター2 エグゼクティブキング バルコニーなし
昨年宿泊したときは、チャプター3でしたが、今回は2でした。
高層階のエグゼクティブでしたが、バルコニーなしの、ビュー的にはアジュールビューのような感じ。首都高もベイビューよりも近く音も聞こえるかな。
お部屋の様子はさくっと。
エントランスに余韻をもたせる広さがあるお部屋なので、実際のリビング部分は
「ん?44平米あるん?」
的な印象はあります。その分、窓が大きく角部屋で視界が開けていて、上手なつくりになっていると感じました。(といいつつ、窓まわりの画像がなかった。)
夜のお食事に関しては悩ましいエリアですね。加えて、このタイプだとルーサーするにもちょっと窮屈、このつくりじゃなぁ感は正直ありました。狭いんだもん笑。←(わたしが狭さに文句いうのは珍しいぞw)
ただ、そこらへんは夜自由に出かけられるようになってからが、正しい評価になるとはおもっています。
クラブメズム
びっくりしたのがチェックインのときにもらったこの案内。
チェックアウト後、30分間はclub mesmをお楽しみいただけます。
ここまでお願いが羅列され、〆が30分っていうのはあまり見たことがないので、ちょっと「え?」って。
その「え?」は、こんな芳しくない制限を明記しちゃって、そのままチェックイン時に「はいどうぞ」と渡すホテル側にも「え?」だし、ホテルがそう書かざるをえない状況にも「え?」という両方の意味ですかね。どちらかというと、書かざるをえない状況に対して、もう予想ができるというか、そこらへんでかなりテンションは下がりました。(ホテルも気の毒だなぁという意味も含めて)
そういう予感ってやっぱり当たるんですよね。
お食事はおいしかったのですが、ラウンジの居心地は、まあ…。ということで、早々に退散し、下に行って一杯いくか、とおもったのですが、そこもまあ…。
でもそのあたりは、わたし自身があまりホテルの性格をよく見ないで勝手に「こうあるだろう」とおもっていたのが敗因です。たぶん、お好きな方には刺激があってとてもお好きなんじゃないかとおもいます。加えてホテルの目指すところをちゃんと予習していればなにも問題ないとおもいます。
朝食
朝食は、会員特典にプラス1,500円だか払っていただくメズムブレックファストにしました。
とってもフォトジェニックな五感ドリンク。やはりこの時期はメニュー通りにはいかないようで、メニューに書いてあるものとは異なるようなことを説明されていました。
手をかけて作られたコンソメスープ。コクがあって美味でした。
ヨーグルト、フルーツ、サラダ。お野菜が珍しいものを使っていることはもちろん特長なのですが、加えて、ドレッシングが、味はふつうのフレンチっぽいですが、ホイップしてあって、舌触りがとてもよいです。
サンドイッチ。これが激ウマ。なんというか、濃度があるんですよね。固体に濃度といういい方はヘンですが、こぶりなのにびっちり詰まっている感があって、満足度高いとおもいます。
オムレツはシャンピニオンにしました。オムレツ自体はso soという感じですが、シャンピニオンソースはおいしかったです。
途中、ワゴンでダニッシュをお勧めしてくれます。まあそれはふつう。
お食事(食べるもの)はほんと満足です。レベルかなり高いとおもいます。
ただ、全般的に、初回訪問で感じた働いている人々の一生懸命やろう感はあまり垣間見えず、だいぶ前回と違うな~という印象は禁じえませんでした。開業時のさんざんな評判を見聞きしたときは「え?すごくいいよ。」とおもっていましたが、今回は、まわりの礼賛をみると「うーん」という印象をもちました。まあ、こういう状況だと働く側も疲弊しますよね。
ラウンジ運用変更に関しておもうこと
あくまでも自分の考えです。他の人があってるあってないとかそういう話じゃないという前提のうえ。ウラもなにも取っていないです。
このホテルは「五感」と「唯一無二」がキーワード。なにかあると、必ずその言葉が出てきます。そこに基づき、今回、大英断で新しいことをやろうとしているのだとわたしは好意的にみています。
「ラウンジ人大杉、とにかく排除したい。そのうえでまた戻すのでは。」なんていう想いも一瞬ありますが、そうであるならば、この方法をとらないでもよかったのではないかな、と。つまり、この方法をとるからには、排除が一番の理由ではないだろうな、と。実際、ビジョンと、会員応募概要的な金額までリリースしたうえで、「やっぱりプライベートサロンやめまぁす」なんてみっともなくてできないんじゃないかな~っておもっています。
会費の高さから会員は集まらないだろうともいわれますが、ユーチューバーや、きっと設定される法人会員からするとそれほどでもないでしょうし、関連企業にはなにかしら別枠開放されることも予想されます。もちろん、宿泊者のうち上顧客には特別案内もいくとおもいます。そこらへんはあまりネックじゃないとおもうんですよね。
料飲もチカラ入れるようですし、食べものの質は高いとおもうので、プライベートラウンジで提供される食事に関しても問題ないでしょう。(スタッフはプライベートサロンに見合うように洗練されていく余地は多くあるとおもいます)
ただ、宿泊者じゃないひとが、宿泊者がいる階にも入れることになっちゃうのかな??という疑問はあるのかなぁ~とおもいました。もちろんそこらへんのセキュリティ的な問題はクリアするでしょうが、ほかの会員制のところで、ゲストを呼べるところの人の流れやなれの果てを見れば、まあ、ねぇ、、、という。
とはいえ、今の状況では、ホテルでクローズドな空間で静かにできるところが、あまりないので、そういった意味でもめっちゃ良い傾向なのではないかと感じました。(たぶん、上顧客さまは、お試しください、があるんじゃないかな~ともおもっています。きっとすぐに報告あるんじゃないですか笑)
いずれにしても、個人的にはビートは合いづらく、多頻度客にはならないことはわかっています。それなのに、ここまで長々書きたくなるくらいまあ注目されるホテルであることにはまちがいないですね!
まとめ
今回のラウンジ運用変更でがっかりしたとしても、きっと、おもしろいことはまたやってくるホテルであることにはちがいないので、好きだなぁ、と感じている方は「ここで縁切り!」などと騒がずに、静かに引き続きチェックしたほうがよいでしょう!
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